暗闇で・・
久しぶりの復活ネタです。
ちょっとアレンジしてますけどね。
昔、世田谷の社員寮に住んでたことがありました。
そこは大通りから一本入ったところにあり、
閑静で夜になると薄暗い道を進まなくては行けないところにありました。
ある夜の事、飲み会かなんかの後で夜の12時ぐらい、
僕はその道を寮に向かってを歩いていました。
僕の前には同じ方向に向かって歩いている若い女性が一人。
女性は警戒していたのでしょう。
歩きながら緊張して肩に力が入った様子で僕のほうをちらっ、ちらっと見ています。
この人きっと俺のことが怖いんだろうなと思い、
間隔を広くして安心させてあげようと僕は歩く速度を落としました。
それでも彼女はまだちらちら見ています。
かなり怖いんだろうなぁ~
もっとゆっくり歩いたほうがいいかなぁ~
などと考えていました。
しかし、その時です!
彼女は急に足を止めて、
意を決したように僕の顔を見たのです!
えぇー俺なんかしたかな、
と思っていると彼女はふーと肩の力を抜いて
安心したような顔をしたのです。
そして僕に軽い会釈をして、
ゆっくりとまた歩いていったのです。
どうやらその彼女は近所に住んでいたらしく
僕のことを知っていたんですね。
安全な人と同時に最高のボディーガードとでも思ったのでしょう。
本当にゆっくり歩いていきましたからね。
暗闇で石橋って本当はこわいでしょうね。
ちなみに富山で熊が民家を荒らして困っているときに
猟師の方々が山に熊撃ちにいったというニュースを聞いて
家の妻は
「あんた、黒い服きて山にいかないでね」
って言ってました。
「ツキノワグマには勝てると思うけど、間違えられて撃たれたら困るからね」
ですって。
猟師のみなさん、山で僕を見ても撃たないでください。
最近は「ヒロ」という名の、弟熊もいますので、そちらの方も
撃たないようにお願いします。。。